ナースの働く職場で離婚をされてる方が、もはや珍しくなくなっています。
職場に離婚率が高いため、離婚後も働きやすく同じ職場で働き続ける方もいます。
なぜナースの離婚率は増加し続けるのでしょうか?
それはナースの収入が高く別れる事を決意したら誰かに依存することなく
自分で人生設計を立て直し自由に生きていけるからということが言えます。
ナース以外の職業の方にも離婚を意識された時からナースの資格を
取られる方が多くなってきています。
大まかに離婚に発展しやすい内容は以下です。
⓵金銭面
- 双方の金銭感覚のズレが生じる
- パートナーが収入をあてにして働かない
- パートナーがギャンブル好きで借金が増える
⓶不規則な勤務と家事の両立
- 家事に疲れ自分に余裕がなくなった
- 仕事が終わっても家事があり疲れた
- 会社の人との不倫や浮気を知った
⓷仕事中心
- 仕事が最優先で生き甲斐
- 仕事中心で二人の時間の大切さに気付かなかった
金銭問題からの離婚率は高い
ナースは収入が安定しており社会的に自立しています。
その為、昭和時代の男女雇用機会均等法ができる前は
一般女性が離婚を考えた時、満足な収入が得られず生活苦が予想される為
離婚を諦め我慢させられたといった背景がありました。
しかし早くから社会進出が認められ活躍していたナースには
そういった発想はなく離婚は社会的体裁の問題だけでした。
女性の自由化が進み社会的体裁が変化した現在は
女性が自由に意思を持ち自由に選択できる世の中の変化に
ナースに限らず社会全体で離婚率が上がったと思います。
というと女性がとても強くなったようですが、
私はこれが当たり前でこれまでがおかしな政策だったと思います。
女性は意見を持てず男性に養ってもらう関係で保たれた夫婦関係に
沢山の疑問を感じるからです。
私の母は「昔と違い今の人は我慢しなくていいし離婚しても後ろ指刺されない」
いい時代だと話します。
ナースは収入が高いため金銭感覚のズレを生じやすい
結婚当初は子供ができるまでお互いに収入は自由に使いたいということから
お財布は別々にしてる関係がとても多かったです。
しかしお財布が別でも一緒になっても悩むことは同じようです。
それはナースの収入は一般の方より高いため
双方のお金の感覚にズレが生じると言うことです。
※ここでお話するケースは女性がナースで男性はその他の職業、学生の方になります
ナースは「ストレス発散」と言いながら衣食住が派手になる傾向があります。
職場環境から口にするものも豪華な食事が多いです。
例えば夕食に「焼肉が食べたい」となった時に、同じようにパートナーが
お給料前で付き合えない状況があると思います。
「今回はご馳走するから今度おごってね」
「夫婦だから当たり前」
このように思えていても外食やその他でお金を出す機会が度重なると、
相手に不満が募り二人の関係がフェアでなくなり上下関係まで発展してきます。
女性は比較的お金を自分以外で出すことに「損をしてる」のような負の感情
を持つようです。
ここでの問題はナースの収入が高いことではなく、
双方の関係がフェアでなくなり相手が辛い思いをしているという事実です。
働き方を変える、夜勤をしないなど
自分の労働負担を軽くして収入の格差をなくすことも対策のひとつですね。
男性側が収入が多い場合は殆ど問題視されないのはこれまでの男性が養う風潮
のなごりかもしれませんが、女性側の意識が変わると女性側が収入が多くても
二人の関係に格差ができにくいと思います。
恋愛や結婚生活は双方の満足度が高ければ世間体、形式はどうでもいいこと
ですから。
生活で気になるところは双方違う
家庭内の家事分担はそれなりに取り決めがあり完璧でなくても
それなりにしているケースが多いです。
しかし共に暮らす相手に不満を感じることがなくなりません。
それは生活を共にする前はそれぞれに
部屋の中は自分の思い通りにできる自由度が高い空間だったからです。
しかし一緒に暮らすようになると気になること気にならないこと、
それらはお互いに全く違う感覚だということに気づきます。
部屋に転がるビール缶や脱ぎ捨ての服、電気のつけっぱなし、
テーブルに着くシミ一つにも気になることがお互いに全く違う感覚です。
「あ〜」ってなりましたかぁ〜?
しかしそこはお互いに大切な人ですから自分と違う、異なる感覚の認識を
持たれたほうがいいと思います。
また小言や愚痴を言ってイライラして嫌になるよりは二人は違うという
認識をもつ、そして歩み寄れる範囲を決めるといいですね。
そうすれば自分の完璧を押し付けなくてすみますね。
きつくルールを決めすぎると守れない時にお互い相手に不満がでたり、
ルールを守るための努力に疲れてきたり、自由がないと感じたり苦しくなります。
そちらのサジ加減もお二人でどうぞ
そのためにも二人の時間を持つことは重要になります。
二人の時間をもつ大切さ
「こうすればうまくいく。間違いない!」そんなのないですよね。
個々に違うカップルなので個々でしかわかり合えないことです。
二人が話し合い二人で決めていくものだと思います。
世間一般の意見や常識に左右されず、
自分達だけで決まりをつくりお互いが良い関係でいれるといいですね。
それにはやはり努めてお互いに二人の時間を作ることが大切です。
二人の時間がないと何も進展せず平行線のままです。
時間を持ち、譲れないこと嫌なことをお互いに話したり
譲歩できるとこを話し合えるといいですね。
勤務が不規則で二人の時間を持つことが厳しいなら
勤務体制や職場を変えることも視野に入れて考えることをお勧めします。
二人が共有する時間を持ち、お互いに心地よいと感じられる時間が沢山できると
楽しいはずです。
仕事が生き甲斐で仕事中心
これは凄く納得します。
しかし、もしかしたらパートナーの我慢のうえに仕事ができているかもしれません。
またナース業務は仕事として当たり前のことをしているのですが、
周りから感謝されることから自分は特別な仕事をしており、他の仕事より大変なんだ
と錯覚をしやすい職業でもあります。
「仕事がキツい」と言いながら
「辞めてもいい」と言われたら仕事が好きなので辞めるることはありません。
ナースは家庭だけに収まらない方が多いです。
「この能力を社会に活かさなくてどうするの?勿体無い!」
なんて図々しさが私の中にもありましたから。
相手に感謝する気持ちはどんどん口にするべきですね。
パートナーがお金にだらしない、ギャンブル好き、浮気
これまでの内容はナースの職業に視点を当てながら考え、
双方見直したい点を振り返り話してきました。
しかしそれ以外にも
- 借金
- ギャンブルが止められない
- 浮気(不倫)
- 相手に収入をあてにして働かない
などの問題が複雑に絡んでるケースがあります。
長い夫婦関係の亀裂が深まりその先に生じたものかもしれません。
いずれにしても
双方がこれに納得しこのままの関係を望むなら何も問題ではないと思います。
しかし中にはお子さんの成長を優先し見守りながら小銭を貯める方もいます。
今一度改めて相手を振り返り、考える時期なのかもしれません。
「なぜ彼(彼女)なのか?、なぜ自分が彼(彼女)を必要とするのか?」
一番よい選択をされるといいですね。
お子さんがいるとお子さんの環境を変えてしまうのでよ〜く考えて欲しいと思います。
離婚にはお金と体力が必要です、そして時期を見据えてあとは行動するのみです。
誰かと生活を共にする難しさや問題は夫婦だけに限らず姉妹(兄弟)親子 友達でも
共に暮らす相手には全て要求が出てきて依存します。
ナースの離婚が増長傾向にあるのは、離婚が珍しくない現代の背景と
悩んだ末「選んだ相手を間違えた」と判断した時に自力で生活を立て直し
自活していける経済力があるからです。
しかし誰も最初から失敗する結婚など望まないのですから、
双方がお互いを必要とするなら話し合いを重ね改善していくべきですね。
ナースの現場も含め、世間はストレス社会です。
だからこそ家庭は一番に安らげる居心地の良い空間にしたいですよね。
貴方のパートナーもきっとそう思ってますよ。