看護師の仕事は重労働でキツいものばかりだと溜息をついてませんか?
看護師は職種の幅が広い為、職種や勤務形態を変えることで同じ看護職でも
楽に仕事を続けながら経験を積むことができますよ。
比較的楽な職種で常勤で働く
楽な職場環境を考えると殆どの看護師さんは夜勤がない職場を口にされると思います。
それ以外では
- 体力的にキツくない
- 残業がない
- 業務内容
- 人間関係の煩わしさ
などが楽な職場環境の条件にあげられます。
これらを含め選択すると
- クリニック(皮膚科、美容皮膚科、眼科、耳鼻科、内科)
- 検診センター
- デイサービス
- 治験看護師
などが比較的楽な職場といえます。
クリニックでしたら耳鼻科や眼科、美容皮膚科は体力的に楽だと思います。
季節による繁忙期があり残業となる時期がありますが比較的おだやかな労働内容です。
OPがない美容皮膚科は脱毛やフェイシャルなど医療機械を使う為看護師が行います。
特養老人ホーム、訪問看護、訪問入浴は体力的にキツい勤務といえますが、
お給料は良いと思います。
関連記事:クリニックは採血が苦手な看護師が多い?下手でも働けるの?
職場環境を常に変えながら働く利点(非常勤)
常に職場を変えながら働いていました。
これは単発のアルバイトや派遣先の業務になります。利点は以下です。
- 与えられる仕事だけに集中できる
- プライベート(学びたいこと)と仕事を両立できる
- 働く職場の人達に自分を合わせなくてよい
- 付き合いや人間関係の煩わしさがない
- 残業が殆どない(ある場合は原則別途支給あり)
- 予定を自分でカスタマイズできる
毎日人に気を使ったりすることなく与えられた仕事にコミットするだけです。
どうしても看護師を先々続けられる自信がないという方でも
職種の選択により続けていけると思います。
半日や短時間の仕事にシフトして隙間時間で学んだり、学校に行ったり
看護師以外の資格取得も可能ですよ。
いろんな職種を経験して身につくのは瞬発力
沢山の職場を経験し感じたことは瞬発力がつくということです。
特に派遣や単発の仕事では就労先や職種が毎回異なることが殆どです。
- 検診業務(採血、バイタル、問診、ECG、GF介助)
- クリニック、
- 介護施設の単発勤務や夜勤業務
- 治験
単発や派遣の仕事は毎回働く環境、関係者さん、患者さん、業務内容も変わるので
➊必要な物品の場所
➋機械の操作業務全体の流れと効率を考える
➌自分に求められるスキル
これらをいち早く理解しようとします。
現場でこれらを繰り返すことで処理能力と瞬発力が身につきました。
この経験で働く環境が変わっても冷静に物事を判断できるようになり
とてもよかったと感じています。
仕事の充実も自分の時間も大切にしたい
以前は大きな病院に定年まで勤務すれば老後も安定するので我慢して
働き続けることを若いうちから考えてました。
しかし自分が楽しいこと学びたいこと豊かに生きることを考えた時、
同じ環境で我慢しながら働き続けることはこれらを満たすことはできないと
わかり勤務場所や勤務形態を変えながら仕事をしてます。
私はこれまで長く務めた病院の勤務年数は12年です。
結論から言うと私は同じところで働き続ける勤務の方が楽ではないです。
同じ環境で長く勤務すればそれなりに仕事も定着するので要領もよくなり、
身体は楽になるのですが仕事が習慣化されると慣れが生じ飽きてくるので
部署移動する、もしくは勤務先、勤務形態を変えて仕事をしてます。
私が看護職種や形態を変えて働く理由は以下です。
- その時の環境(ライフイベントに合わせて)
- 少し休憩したい時
- 同じ職場環境は2〜3年で習慣化され飽きる
- 興味がある看護業務を経験したい
- 半日もしくは数時間働き自分のやりたいことを優先する
- 職場の方針や働く人達に魅力を感じた時
関連記事:採血なしでも幅広く活躍できる看護師業務
職場環境次第で楽に楽しく働ける時代
看護師には沢山の職種があるので自分の何を最優先にするかを決めて
楽しく働くべきです。
仕事とプライベートどちらが優先なのか?
プライベートを楽しむためには収入がなくては…だから仕事も充実させたい。
では、プライベート>仕事
プライベート=仕事
こんな感じでしょうか?
今の職場環境を総合的に判断して満足しているか?を考えてみましょう。
もし嫌で毎日我慢しているのであれば
- 何が嫌なのか?(人?業務内容?給料?)
- 嫌なことがない看護師の職種は何があるか?
- こんな職場なら働けるんだけど…
以下を意識して考えてみてください。
資格取得したばかりで経験が浅いことを気にされるなら、
自分が勤務できそうな転職先(配属先)をしっかり検討して
その環境(職場)から0スタートし経験を積み重ね、
そこのプロフェッショナルになればいいじゃないですか?
職場が変われば誰でもそこから0スタートで経験を積み上げることになります。
沢山の経験があっても、全ての看護師さんは職場が変われば、
新しい職場の看護師さんに当然仕事を教わり0スタートで更に経験を積み上げて
いくのです。
看護職ではどんな経験もアルほうが有効に活かせます。
経験値は自分をサポートし活かしてくれるからです。
定年後も再雇用で楽に働く為に
今や会社はどんどん再雇用をしない方針に傾いてます。
そんな中、看護師の職業だけは需要が高まるばかりです。
定年を(60才)過ぎてもほぼ再雇用ができる(あり得る)と思います。
そのためには勤務先でいつまでも必要とされる人材であることが前提となります。
しかし何も特別なことをするのではなく早めに動いて(就活)
その職場環境に自分を定着させておく必要があるというだけです。
その後、定年を迎える時期には再雇用契約をしてもらいやすいですし、
体力に合わせた勤務形態を相談しやすいと思います。
定年が見えてきてからの就活(常勤)は体力がある方でも厳しいので
早めに就活されることをお勧めします。
テレビ番組になるような職種だけが看護業務ではありません。
毎日イヤイヤ耐えながら勤務するものでもないと思います。
自分のライフイベントに合わせ職種や勤務形態をチョイスして楽しくお仕事してください。