人間関係

「看護師なのに頭おかしい」とわたしが思った人たち

今回はすこしドキドキしますが、私が長く働く中で「このひと頭おかしい

と思った看護師さんについて書いていきます。

 

私の看護学生時代からを回想しながら忘れられない看護師さんについて

まとめていきますが、それなりに医療に携わってきた時間が長いので

たくさん浮かんできました笑

 

しかし医療の現場は決して頭がおかしいと思う人ばかりの職場ではないです。

 

看護学生の分際で大変失礼ながら一瞬「この人頭おかしい」そう思うことが

まぁありましたけど。

 

どうか何卒ご理解ください。

かる〜くよんでくださいね。

 

看護師なのにコミ症、キョどる先輩

 

こんなことを言うととても誤解されそうですが、側で見ていて気の毒になる人って

いませんか?

 

学生時代に話しやすかった先輩がそうなんですが小柄でチョコマカしてる先輩は

いつも困った顔をされていてドモるんですよ。

 

学生の私は全然気にしてませんでしたが、私が「この人頭おかしい」

感じたのは患者さんに対しての対応時です。

 

患者さんからの質問にドモりが強くなり、

患者さんがイライラした態度になると「私はまだまだ勉強不足なのでわかりませ〜ん」

その場から立ち去ってしまうんです。

 

残された私に患者さんが「どうなってんの?」と呆れた顔をされたり苦笑されたり…

時には苛立ちをぶつけてきた患者さんもいました。

 

そして、その先輩は私に「変な人が多いからね〜そういう時はわかりませんて

逃げるが勝ちよ」っておっしゃいました〜

 

「エ〜っ違うでしょ、先輩、全然変な患者さんじゃなかったですよ〜」と

内心では思いました。

頭おかしい患者さん、じゃなくて寧ろ先輩の行動の方がおかしいと

私は感じたんですよね。

「逃げるが勝ちよ」ってどいうこと?

患者さんから看護師が逃げちゃだめじゃない?

 

先輩は看護師になられてからキャリアは長い方で私のような苦学生には

いろんなことを教えてくださるのですが、

「コミュニケーションは苦手だ」とか「上がり症だ」とも話されてました。

 

ちょっと個性の強い患者さんには勿論、ドクター看護師さん同士でも

目を見て話せない様でした。

いつもステーション内で端にいて必要以外に話をされない方でした。

後日談ですが、その後この先輩はご結婚されたんです。

同僚の看護師さんの紹介でまったく関係ない職業の方だったと思います。

そして先輩は変わりました。…とても。

 

よくしゃべるんですよ、しゃべるというより惚気話なんですけど、

びっくりしました〜全然ドモらないですよ。笑

 

結婚されて伴侶を得ると人ってこんなに変わるもの〜ってびっくりしたので

未だに忘れられないんです。

でもよかった、めでたしめでたし

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独りよがりでその場の空気を読めないお局様

この方本当に苦手でした〜

これも看護学生の時でしたが

仕事をしているのに「のっしのっし(膨よか)」やってきて私の真横に立って

私が振り向き眼が合った瞬間に質問がくるんです。

 

「これはもう勉強したの?」とか「これはもう知ってるの?」とか。

 

実習生を担当されていたのでその為の質問は理解できますが、

今やってる仕事と全く関係ない質問や世間話、芸能やグルメに発展していくんです。

「今とっても忙し〜んですよ〜次の仕事に行かせてくださ〜い!」

いつも横に立たれる度に思ってました。

 

私の思いは全く届かず、先輩はどんどん説明を加えて行きます。

度重なる先輩の態度についに

「はい、すいません、急いでる仕事があるんですけど行ってもいいですか?」

と言っちゃいました〜

それから私は先輩に挨拶しても無視され、やる気がない子と

レッテルをはられ嫌な思いをしました。

私の病院は学生の実習指定になっていました。

そこに来たわたしの同級生が

「ねぇあの人そんなに偉い人なの〜?自分の(働いてる)病院なのに

給料が安いとかうちの学生はやるきがないとか単位とりなら帰れとか

言ってたよ〜頭おかしくない?」と言ってきました。

 

本当頭おかしい人と思いながら、先輩の無視もキツイ言い方も

それなりにやり過ごしてこれたのはその先輩が

みんなから嫌われていたのを知ってたからです。

 

ステーション内での先輩とドクターのやりとりを見ていると、

先輩の強い口調に困惑したドクターの表情も度々見ました。

そのドクターは「今晩の夜勤担当はどのナースだろう…」とナースステーションに

聞きに来て、その先輩じゃないことを知るとホッと胸をなで下ろして

でていかれるくらいです笑

 

先輩のことをよく言わない患者さんもいました。

そして先輩にいつまでも話し込まれる私を見て気の毒そうに苦笑する

ほかの看護師さんたち。

 

すぐに「周りに好かれていないんだな、この先輩…」と察しがつきました。

(ってか苦笑してないで助けてくださいよ〜って感じでした。)

絶対なりたくない看護師の一人でした。

 

 

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私情を思いっきり職場に出してくる美人看護師

 

私が憧れていた一つ上の先輩でした〜

 

東京の大きな病院で勤務されていた先輩だけに、都会的な雰囲気で

スタイルも良く自信に満ちて堂々としている印象の先輩でした。

 

ある日その当時私がつき合っていたカレと飲みに行きました。

偶然、先輩と顔見知りのカレが先輩を見つけ耳打ちしてきました。

 

「カウンターで男に寄りかかってんの先輩じゃない?」

 

そこには超ミニスカートで身体の上半身を隣の男性にもたせかけて

酔っている感じの先輩がいました。

顔全体が赤く腫れ上がった印象で泣いているようでした。

「こんばんは〜」

恐る恐る挨拶すると挨拶した私をスルーして私のカレに抱きついて

名前を呼んでました〜

「はぁ〜?頭おかしいでしょあんた〜」

 

実際には言いませんが、思いましたよ。

私の夜勤のお迎えにカレが一度病院に来てくれた時に、先輩と挨拶したくらいの間柄です。

一度しか会ってないはずなのに、覚えてたんですね?

私のカレに抱きついてきたんですよ?

 

翌日、他の先輩からきいて事情はわかりました。

東京から先輩のカレが来ていて遠距離恋愛はできないことから別れ話になり

泣き崩れていたそうです。

 

そしてある日わたしが準夜勤にむかう途中、先輩を見かけたました。

ボディコンにジャラッジャラのピアス、ピッカピカのバッグにハイヒールでした。

 

誰が見ても夜の仕事をされてる様な華やかさです。

びっくりして凝視するうち挨拶もできませんでした。

その後に先輩の変な噂を見聞きしました。

割とモテてたらしいイケメンのレントゲン技師が、夜勤明けで帰りが一緒になり

「昨日参ったよ〜看護師に〇〇っているでしょう、こんな手紙わたしてきてさ〜

(ラブレターのようです)」

もったいぶって続けてきます。

 

「やめてよ〜おんなじ職場なんだから〜も〜まえもさぁ〇〇ってコもさ〜

言いよってきたよ〜どうなってんの〜あれオレ言っていいのかなこれ〜」

モテますの自慢話はどうでもいいんですが、

「あのセンパイが〜」一瞬疑いましたが日頃の態度や噂話に

「ある…かも」と思いました。

 

そして噂話は他にも

  • 数ヶ月前に研修に見えてた若いドクターをおってもう一人の綺麗目看護師(既婚者)

と二人で勤務先までおしかけ帰ってきたのは翌日らしい。

  • 夜勤時の深夜、医局に腰をくねらせて入って行きなかなか出てこなかった。

なんて話がありました…

 

その後担当ドクターが看護部長に呼び出され汗をかきながら平謝りする様子や

また別日に事務長に叱られて泣いているセンパイ看護師をみました。

 

どうなってんの〜

 

真相はハッキリしませんでしたが

いま思うと当時は先輩も28歳でしたからね〜

 

結婚を考えてたカレにフラれて一時的に頭がおかしくなったのかな〜とゆる〜く同情します

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見た目が男性で、頭がおかしく見えた看護師さん

 

最後にお話しする看護師さんは今までの方達とは違います。(いい方です)

正直おかしくないんですが、見た目がおかしかったんです。

女性なのですが、見た目が男性です。

髪型も角刈り。

 

威厳があり、話しかけるのも戸惑うくらい睨みのきいた表情です。

その先輩とは老人病棟でご一緒でした。

バッチリメイクをされていなかったら男性だと思ってしまいます。

逆に男性に見えるのにバッチリメイクをされていたので、頭おかしいのかな…

なんて失礼なことを思ってしまったんですよね。

 

面会に来るご家族の方には低い声でボソボソと対応され、無愛想なので

どちらかというと悪い 印象を与えてしまう方のようです。

 

他の看護師さんも何故か一目おいている感じで接していらっしゃいました。

 

いつも休憩時間に喫煙所で男性職員と一緒にタバコをふかして

談話されてるのを見かけました。

やはりそんな時も笑顔はなく男性っぽいんです。

 

どうしてそんな態度と雰囲気なのか、理解できたのは私が異動して一週間くらい

たった時でした。

 

わたしが勤務中にナースコールをとると、ナースコールをしてきた看護師さんから

その先輩に直ぐ病室に来るよう伝えてと慌てた声で依頼がありました。

わたしも直ぐその先輩に内容を伝え後に続きました。

 

その病室で見たのは

自分の利き腕の麻痺に苛立った患者さんがケリを入れたり爪をたて、

暴言を吐きながらベット上で暴れている姿でした。

そこに勇敢に立ち向かったのがその先輩看護師さんです。

暴力を振るわれてもこらえながら、しかし負けてない怒鳴り声にわたしは

何も出来ません。

言葉もでませんでした。

 

どんどん男性職員が加わり、やがて患者さんも落ち着きました。

「えっこの看護師さんて?男?」

そう思ったのものちに理解できました。

 

その看護師さんは精神科に長く勤務されていたため興奮状態にある

患者さんの対応に慣れていらっしゃったんです。

頭が角刈りだったのは、柔道の師範だったからだそうです。

前職場で勤務されていた方と最近ご結婚され、同じ職場で働き続けるのも…

というような理由で職場を変わられてこちらに来られたそうで。

なっとくで〜す。

 

何度か夜勤もご一緒して話し込むほどではないですが話をしましたが、

ちょっとクスッくらい表情が緩んだ時、安堵感がありました。

なぜかご一緒すると男性を感じるのは私だけではなかったと思います。

 

強面でしたが決して悪い方ではなかったです。

 

このとき適材適所ってあるし看護師さんにもいろんな方がいらして、

いろんな職場があると思いました。

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割といる、相手に嫌な思いをさせる人

 

私が言うのもなんですが看護師にくるクレームはだいたい下記のようなことです。

  • 勘違いして偉そうにふるまう人(上から目線)
  • 言葉遣いがきたない人(タメ口)
  • 相手の気持ちを考えられない人(話を聞かない)
  • 無愛想な人(相槌はおろか心意が伝わってこない)

 

看護師に限らず一般的にも多いのかなと思います。

 

私たちの仕事は人の手助けをする専門職なだけに常に相手から評価される

立場にいます。

しかし看護師でも相手からの行き過ぎた言動に腹が立つことも傷つくこともあります。

なので普段から相手との距離感を考えた行動をして嫌な思いをしないようにしています。

気を使って話すとかご機嫌をとるといったことは患者さん以外にはしません。

業務内で必要以外には話しませんがこの時間は協力し合い助け合うといった

持ち(言動)を持ち勤務内は気持ちよく仕事ができるように気をつけています。

 

いつも自分ばかりが嫌な思いばかりして損だと思っていても

相手に嫌な思いをさせてないのであればご立派だと思います。

必ずプラス評価で返さなくてもいいんじゃないですか?

 

世の中にはホントいろんな方がいらっしゃいます。

相手の「気持ちがわからない伝わってこない」と不安に思っても

それは相手にしかわからないことです。

 

評価するのは相手で、相手が何も発信しなければわからないんです。

必ずプラス評価でなくてもいいんです。

 

わたしはそう思いますよ。

そうしながら段々と良い関係が築けたりもします。

焦らないでやりましょう。

 

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