人間関係

看護師の当欠は、まるでズル休みしたかのような嫌な対応、最悪です!

皆さんはズル休み(当欠)をされた経験がありますか?

もちろん(威張れない)私はありますよ〜。

「明日はズル休みするぞ」なんてことはありませんが、以前12年勤めたとこは1回だけ

当日欠勤をしました。

腰痛が続いており朝の目覚めにパキッと音と共に痛みがあり暫く動かせませんでした。

直ぐに上司に連絡をいれ今日は出勤せず休むよう気持ちよく言って頂お言葉に甘えました。

この時が初めて心配せず身体を休めることができました。

看護師になって23年がすぎて初めてですよ。

皆さんはそう聞いて凄い!(12年間で一度だけなんて)と思われましたか?

それとも当たり前!(看護師は常に人手不足で当日欠勤されたら他のスタッフに負担が大きいんだから)

と思われましたか?

私の見解をお話すると先ず「凄い!」とは思わないです。

12年間は1度でしたが、看護学生の頃、新人の頃は風邪で声が出ない、胃潰瘍などで

お休みをしましたから。

 

また体調不良を訴え当欠するとズル休み的な言動で先輩たちに辛くあたられるので

「看護師はおちおち病気にも慣れない、超人的な職種だ」と思ってました。

 

そして「当たり前!」と思うかた、ご自分に負荷がかかってませんか?

常に仕事のことが頭から離れず無意識に仕事のことを考えていることや、

もし私が病気になったら沢山の人に迷惑をかけると思っていませんか?

私は常に頭から仕事のことが離れず院内環境、対患者さんとの関係性、仕事の効率など

無意識に考えている時期がありました。

それもやり甲斐と同時だったので、その時は負担に感じなかったんです。

この道30年以上ですからいろんなことがありました。

寝坊して慌ててマスクだけして駆けつけたこともあります。

体調不良で寝ていても職場で先輩たちが他の人の病欠に苛立ちをぶつけ合っている姿を

みていたので自分の時も何か言われてるのではと心配でビクビクして身体が休まりませんでした。

あの頃は職場に行き点滴を受けてそのまま仕事を続けた方が気分的に楽でした。

病気で当欠をした罪悪感と先輩の顔が浮かび自宅で寝ているなんてできないんですよね。

翌日は申し訳なさを引きずりながら出勤し朝からモチベも下がります。

殆どのかたもそれが嫌で無理してでも勤務されてると思います。

病気をするたびに病気になった自分が情けなく人に迷惑をかけているという気持ちの悪さはホントに嫌でした。

「病気をしないようにすればいい、こんなに嫌な思いは何度もしたくない!」

もし自分がこの先、意見を言える立場になったら共に働く仲間に思いやりを持って接して

あげたい、こんなにギスギスとした、どこか激しい競争のような環境で働きたくないと

思っていました。

モチベーションと職場環境は=(イコール)

長いこと看護師を続けているといろんな方がいるなとつくづく思います。

また勤務上で不満がないという方もほぼいないでしょう。

ある程度の妥協が皆さんもきっとありますよね。

いつも休んでるイメージがついてる看護師さんが院内移動で診療先が変わり生々と

人が変わったように働いています。

前の診療科に嫌な人がいたようです。

職場環境が自分に合っているとマンパワー全開で仕事に没頭でき仕事が楽しくやり甲斐を

感じます。

そんな時はコンディションもよく体調が悪くなりません。

  • 楽しい
  • やり甲斐
  • 必要とされている
  • 責任

そんな時は風邪一つ引かないですね、「病は気から」まったくです!

 

「人間ですも〜ん、いろんな事情や背景、コンディションのなかで頑張っているんです。

辛い時は休んでいいですよ〜」

そう思いやれる職場環境は活気があり人材に余裕があるため私が欠けたらと個人を

意識することなく「みんなで」を意識することができます。

職場の人材不足は個人にかかる負担が大きいため、そのシンドさに怒りが込み上げ、

相手を思いやる余裕がなく感情を抑えられず罵倒する人もでてきます。

 

新人ナースの頃、身体がキツくてもズル休みをしたかのように嫌味をいわれるのが怖くて

頑張って出勤すると、激しい咳込みにすごい形相で睨まれて行き場なく病気になった私が

悪いと罪悪感を持つ職場環境でした。

そんな職場が良い職場環境とはいえないですよね。

働く職場は診療内容にもよりますし、楽しく自分らしく長くいい人達と働きたいですよね。

  • 自分の労力を考慮した職場選び
  • もしも自分が欠けた時の状況(体調不良やお子さんの急変)
  • 人材不足による悪循環が深刻ではないか?

の検討も必要ですね。

 

普段からできる簡単体調管理!

 

私は突如アイデアや「こうしたい!」が頭に浮かぶと速、行動します。

なのですぐに行動したいとき体調不良で動けないとかなりストレスを感じます。

最近は滅多に風邪をひかないので風邪を引くだけでストレスです。

風邪を引くと熱がでる、アンギーナで声が出ないなど喉の炎症が起こりやすいので

大好きなカラオケにも行けなくなりストレスを感じます。

そこで普段から簡単に習慣にしていることがあり風邪をひかなくなりました。

ご紹介します。

 

  • 鼻うがい、喉うがい
  • 手洗い
  • 歯磨きついでの舌磨き
  • 睡眠

です。



鼻うがいに抵抗がある方が多いようですが、風邪を引かなくなりました。

市販の物もありますが私は長年、(朝起きて、入浴時)やっているので使いません。

両手にぬるま湯をため、ゆっくり両方の鼻で吸い上げ(勢いをつけると目が痛いです)

片方をおさえ、もう片方の鼻穴から水を出します。

慣れないうちは吸い上げをゆっくりしてみてくださいね。

そのうち感覚もつかめ慣れてきて気持ちいいですよ。

鼻うがいは鼻の中に進入した雑菌を落とせるのでお薦めです。

外出先でいがらっぽさを感じたら私はキャンディや喉スプレーで対処してます。

⬇️なんどかリピしてます。携帯に便利でミントとオレンジの二種類です。私の周りはミント好きが多いです。最近モデルチェンジしました。

⬇️今年買ってみて良かったので紹介します。喉がピリピリして違和感が消えます。

スプレーもキャンディも喉が腫れ上がる前に使いたい商品です。

いがらっぽさ、痛み、痰がでる時に殺菌作用と喉を潤す作用があります。

 

続いて舌磨きもおススメです。

私は口臭予防に始めたのですが舌を磨くことはそれ以外にいいことがあります。

肺炎や心疾患予防に繋がります。

舌にはたくさんの乳頭と呼ばれる突起がありここに菌が繁殖し苔がつきます。

もともと舌は筋肉なのですが

  • 食べ物の味覚
  • 咀嚼をたすける
  • 唾液と混ぜて食べ物を咽頭にスムーズに流し込む
  • 発声など空気量を歯とともに調整する

など他にも沢山の機能があります。

普段は唾液により殺菌作用がありますが加齢とともに分泌量が減少します。

また睡眠時も同じく分泌量が減少するため口腔内の億単位の常在菌が繁殖し起床時の口腔内は菌が増殖した状態です。

なので朝起きてからの歯磨きと舌磨きがお薦めです。

また歯周病などで歯茎が弱まり口腔内に傷ができやすいと傷口から菌が全身に周りプラークができやすいとわかっています。

舌を磨く時は傷つけないように気をつけてください(専用ブラシやタブレットがあります)

そしてよく噛む(咀嚼)ことで唾液の分泌が増し消化を助けます。

また血流が増し認知症予防にもなるようです。

 

最後に看護師の人手不足が深刻で疲れと共に人間関係が悪く職場環境をさらに悪くしています。

いま医療界ではこうした人材不足を補おうとどんどんIT化が進み現場内で変化がおきています。

データ収集と、繰り返しの選択、最善を導きだす機能はAIが人間の能力を超えています。

医療の中でもこれまでの仕事が効率化され、なくなる業務があり、新しく加わる業務も

出てくると思います。

看護師の業務にもこのような新しく加わる業務やもしかしたら資格も加わるかもしれません。

そしてこれを受け入れ働く現場の激しさが早く緩和されることを願ってます。

AIに仕事をとられるのではなく共存する時代だとおもいます。「どうか…」

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