人間関係

看護師30年以上の職場内人間模様アルアルをぶっちゃけます!

そろそろ腹黒くぶっちゃけようかな〜と思います!

私が30年以看護師を続けホントに大変だったのは

ぶっちゃけ人間関係です。

看護師の仕事内容は確かに重く大変ですが続けることで経験が伴い

慣れてきます。身体も順応します。

しかしこの人間関係だけはそうはいきません。

様々な人間模様がみえてこなければ私はこの先もずっとこの仕事を

続け転職を考えることもなかったと思います。

皆さんの中にも一度は転職を考えたことがありませんか?

今回は主に私がこれまで働いてきた現場のぶっちゃけになります。

ちなみに私がこれまで経験した診療科目はざっくり以下です。

  • 病院(内科外科脳外産科の病棟、救命センターICU、OPE室)
  • ちょっと精神科、透析、皮膚科
  • 介護施設
  • デイサービス
  • クリニック(開業医)(内科、整形外科、美容皮膚科、婦人科)
  • 検診業務(多種)

 

病院クリニックのぶっちゃけ!

 

「おっ、あの二人いい感じになってる〜」

「アラ喧嘩したみたい〜」

常に観察重視の私たちの職業ですが患者さんだけでなく

現場の人間模様もまるわかりです。

その人の目線や仕草、癖、表情などから感情がわかります。

あからさまでなくてもドクター狙いの看護師も看護師狙いの職員も、

内心「どうにか仲良くなりたい」と思ってるかたはわかります。

勘違いされ敵対心を持たれるとむき出しに嫉妬攻撃がありますから

あちこち吹聴してトラブルを引き起こす人が必ずいます。

どこにでも。

病院とクリニックを比較すると人間関係が煩わしくても病院には

ぶっちゃけまだ逃げ場があります。

夜勤もあり日勤も忙しいので気分も紛れたりします。

面倒な人と毎日、近距離で顔を合わせないし沢山の人が働いているので

中には比較的、気があう人もいたりします。

部署移動もできますしね〜。

しかしクリニックは面倒な方が長〜く居座るお局様だと周りのスタッフは

その人に気を使いながら機嫌を損なわない様にコソコソと勤務しています。

面倒なのは看護師だけに限らず事務員、助手にもそういう面倒な人がいます。

クリニックの業務内容はナースが中心ですが、人間関係の格差社会は

ちがいます。

患者さんから支持を集める人気の職員が必ず良い人とも限りません。

ドクターも長く勤めてる従業員にはどこか一目おくような、

そんな雰囲気があります。

いろんな職場を経験しましたがどこにも面倒臭〜い個性の強いひとが

必ずいます。

 

また名前を看板に出してるクリニックのドクターは比較的個性が強めです。

特に女医さ〜ん!

国籍が日本でない方もいて患者さんにズケズケ物を言うため

泣き出してしまうかたがいてフォローも大変です。

SNSに投稿されてもなんとも思わない鋼のモチベーション、

贔屓にしているMRさんとしっかり診療しながらビジネス展開されてます。

しかしこういうドクターは女性を意識させないさっぱりさが私は

働きやすかったですが自分が患者さんの立場だったらないですね。

そのドクターに合う、合わないはその患者さんのその時の二ーズや

メンタルではっきり別れてしまうことがあります。

しかしそこは困ってる立場の患者さんですから診療が混み合ってることに

苛立たず患者さんに寄り添う気持ちや声かけは必要です。

 

 

続いて外科系、脳外のドクターです。

内科の先生が文系ならこちらは理系といった印象です。オペ好きですね。

OPE準備は効率よくやらないと怒鳴られますが、OPEが始まると

医療器具を取っ替え引っ替え、時にはご自身の特殊器具を持ち込み

集中して作業されてるお姿はとてもステキです。

多くを語らないだけに患者さん側には無愛想なイメージを

持たれやすいんですが私の経験上、この口数が少ない強面のドクター

こそがかなりの腕利きだったりします。

綺麗なんですよね〜傷跡が、思わず「凄い、先生っ!」って手を取ってしまう

ときがありました。まるで人間の自然治癒力すらよめてるような綺麗さです。

やはり自信があり、どこかご自身の中に「自分に任せておけ!」的な

プライドを感じますね〜

小児科や外科系のドクターは点滴も採血もお上手です!(大学病院は違います)

OPE時間は短いし止血完了も早い!脚が楽〜っ!

…でもね〜なんども患者さんから同じことを聞かれたり、繰り返し

説明させられるとそれをすっごく嫌うんですよ〜

側でイライラが伝わりヒヤヒヤで〜す!

露骨に感情を顔に出すから〜フォローはものすごく大変です。

 

私が学生の時はまだドイツ語を使われる年配ドクターもいらして

真面目に医学一筋で勉強されてきた印象です。

無愛想で滅多に笑うことがないため強面にみえました。

今ではそう感じないのは私が年齢を重ねたせいもありますが

時代もあるのでしょうか?

勉学だけに励むと言うより多方面に趣味や楽しみをもたれて、

ご交友も多くバランスのとれた先生方が多いです。

気持ちに余裕がありカチカチに緊張させられるドクターというよりは

共に働く仲間意識を持ちます。

やっぱり年のせいかな〜

 

しかし某病院内ではそんな先生同士の派閥もみてきました。

  • 出身の大学
  • 家計が医者
  • 政治家につながっている
  • ある医療で名の知れた父をもつ

複雑に絡み合いコロコロ意見を変えながら、「だれにつくべきか?」

あちこち移動しながらご自分の居場所の確保に懸命なドクターも

いれば、コネを利用するかた、養子縁組してさらに強くなる一派、

時代の流れに乗らず長年のご自分のプライドを守り通すドクターも

いろいろいらっしゃいます。

男性社会の方が女性(ナース)より「すごくな〜い?」と

思わされました。スケールが違うというか、なんというか…

まずコミュニケーションが成立しないので、そりゃ大変ですよ。

そばでみていて看護師の方がまだうまくその場をやり過ごせてると

思うことばかりですから。

 

健康番組は視聴率が良いためドクターにはテレビ出演のオーファーがきます。

その番組に出演されてた先生が教えてくれた話です。

「いいバイトになるんだよ〜でももうやらない!」

それは一部の局では既にセリフが決まっており誇張された言葉を使うよう

指示があったり話したいことを話せない決まりがあるそうです。

そこに番組商品の購入に繋がる発言にジレンマを感じられたり違和感を覚える

そうです。ドクター監修などの雑誌や商品のキャッチコピーはそれだけで

いいお金になります。ホームページ内に芸能人や有名人とのショットを

載せた紹介は各事務所に広告料を支払い宣伝効果をあげています。

みなさま、惑わされないでくださいね。

 

介護施設 デイサービス編

介護施設は施設により全く違います。

もちろん特養、有料など色々な形態がありますが、

ぶっちゃけ施設長次第でマルッキリ雰囲気がちがいます。

熱意を持った施設長さんだと施設で働く職員さんも活気付いており

明るい雰囲気です。

重症度(マーゲンチューブ、胃、腸瘻、気管切開吸引)が高い利用者さんの

受け入れをしている施設は常に看護師もフル稼働ですし、記録にも追われ

ています。

施設はドクター在住ではないことが殆どのためドクターの目となり

ナースが殆どの(内容による)判断を担います。

そのため体位交換、オムツ交換、徘徊による転倒事故に気を使う助手さんは

利用者さんの変化に戸惑い直ぐにナースに現場確認をしてほしいという

思いが強く、一方でナースは沢山の仕事を抱えながら利用者さんを観ており

なかなか思うように仕事が進まないところに関係が円満にいかないようです。

一緒に仕事をするチームがナースだけではないので双方にそれぞれ

異なる意見があります。

  • 経験が豊富な助手さんとは仕事がやりやすい
  • 仕事の内容に個人差がある
  • 仕事への熱意の温度差(責任感)
  • 就職に困り施設に就職した方

こちらも様々な人間模様があり介護施設の職員さんも入れ替わりが

激しいようで大変ですね。

 

デイサービスではナースが1名で急変の対応や見守りが主な仕事になります。

介護士さんが中心に活躍されてます。

こちらも形態は様々ですが派遣でいろんな事業所に伺いました。

私はデイサービスは楽しかった印象ばかりです。

普段、介護されているご家族に自由な時間をご提供し利用者様を

夕方にはご自宅まで送迎する勤務が多かったです。

それぞれで食事を作ったりレクリエーションを楽しんで頂いたりと

ぶっちゃけ楽しかったです。

少し困ったのは初日からお名前を覚えられないことですね。

それなりに工夫はしてありますが、お名前全てに返事をされるかたも

いれば全く反応されないかたもいます。

個々にバイタルチエックの記録があるので間違えるわけにはいきません。

病歴や投薬の管理、情報収拾を手際よく進めないと記録作業に追われ

患者さんと触れ合う時間、見守り時間が短くなってしまいます。

お話したり唄ったり塗り絵や折り紙をしたり向き合える時間が楽しかったです。

活発なおばあちゃんが同じフレーズから何度もピアノを引き繰り返し同じとこ

ろを唄わされたのも楽しい思い出です。

デイサービスは重症度が高くないかたの利用が多く働く職員さんも比較的

若いかたが多くアットホームな雰囲気で楽しかったですよ。

 

美容関係の仕事編

 

美容外科は今や医療業界の中では開業すれば儲かるビジネスです。

宣伝費にお金をかけ広告に出ているドクターは週1、2の出勤で次々に

店舗拡大をされ経営をされてるドクターがいらっしゃいます。

ドクターに限らず企業も参入しています。

美容は時代のニーズですからビジネス化しやすい分野ですね。

しかし一般のドクターがたは保険適応な注射の内容も自費扱いで

高額請求なため、「ただのお金儲け、医療がビジネスになっている」と

いったどこか否定的で怒りをあらわにされるドクターも多いです。

 

「なんだ、毛生えてないのか?」私の腕に向かって言われても、

「えぇ脱毛してますから〜」とは言えないんです〜

忙しくて聞こえないふりしてま〜す。

 

また美容外科のナースさんは利用者さんにアドバイザーとして接する為、

院内でいろんな施術を体験し学ぶことから、いろんな流行りの施術を

重ねぶっちゃけ綺麗になることに満足しなくなるそうです。

あれもこれもここもとやらなければ気になりだしてしまうそうです。

美容は顔にも流行があるため美への追求に終わりがないだけで

なく施術(OPE)に対して感覚も麻痺してくるそうです。

確かに言われるととても綺麗なんだけど、どこかお人形さんみたいに

整いすぎた人工的な曲線というか、不自然なラインがわかりますね〜

 

脱毛はVIOラインは10代から30代が多いと思うじゃないですか?

なんと40代50代も多いそうです。

日本人はトライアングルで少し残すのが人気らしいですが外国の方は

全て脱毛する方が多い様です。

「白髪が混じり出すとレーザーが反応しなくなるので早めに施術するのが

オススメですよ」ってしっかり営業されました〜

「はぁ〜い。エッ?するべき?」

ご自分がその病院やクリニックの広告や看板でもありますからね〜

お洒落好きなナースさんは楽しいと思います。

 

いかがでしたか〜?色々ぶっちゃけてみましたが。

皆さんの中にもきっと一つくらいあてはまることがあったと思います。

私と同じ「アルアル〜」と共有していただいたり

「ね〜人間関係に悩むのはあなただけではないですよ〜どこの社会にも

あります、この私も散々…」

そんなメッセージでもあります。

また、このブログを初めてから私の中で気持ちを整理することができ、

何よりも読んでくださる方が少しずつ増えてきたことがとても嬉しく

楽しい作業となってます。

「ありがとうございます。」

しかしどうかそんな私の勝手なぶっちゃけに振り回され、

不快を感じたり傷ついた方がいません様にと願っています。

しかしぶっちゃけ〜は決して楽しくなれる内容ではないですね、

そう考えるとやはり不愉快な一面も否定できないです。

「ごめんなさい。」

 

ところでツラツラと思いをぶっちゃけてきましたが、人間社会はドロドロで

辛く嫌になることばかりです。しかし物事には必ず表と裏があるように

この経験を得ながらドロドロ社会の中をわたるアイテムを身につけてきました。

相手(患者さん)に届く言動を持ち合わせてこれたのもこのような経験を

したからこそだと思えます。

そして野生の中でのびのびと育った私が大都会で生きていくには

必要だったからこその学びのようにも感じます。

そして現場では女の職場だけに看護師ばかりの人間関係が浮き彫りに

なりがちですがぶっちゃけてきたようにドクターも、いえ様々な社会で

働く方々が人間関係に悩み疲れていると思います。

その辛い嫌な思いがステキなアイテムとしてあなたに届きますよう信じてます。

 

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