おしゃれ

看護師でもピアスを楽しみたいなら気をつけた方がいいこと。

こんにちは、ゆりです。

私は現在、耳に5箇所ピアスホールがあります。(軟骨1耳たぶ各2)

 

勤務中たま〜にピアスをしてます。

 

勤務先の病院でピアスホールを作ったのですが、急に救命センターへ異動が決まりました。

まだピアスホールが完成していない時期でした。

泣く泣くファーストピアスを自分で外しましたが、無事に完成させました。

その経緯をお話します。

ピアスホール作りたてで、どうしても外さなきゃいけない時の対処法

 

流石に救命センターですから、感染症リスクも視野に入れ、

まして患者さんの生命の危機の横で、新人ナースの耳がピカピカなんて想像しただけで恐ろしく私は外す決意をしました。

 

ピアスホールを作ってまだ3〜4日目くらいでした。

 

移動が決まってから直ぐに自宅でペアン代わりに眉カットハサミを代用に使いました。

 

私は純チタン製のジルコニアのファーストピアスだったので後ろのキャッチがガッチリ硬くついてました。

  1. このキャッチの穴に眉バサミを入れて思いっきり開くとキャッチが緩みます。
  2. キャッチが外れたらファーストピアスを優しく外し、ピアスのポストを綺麗にします。
  3. ホール(耳)もジュクジュクと浸出液や血液が出ているので拭き取り清潔にします。
  4. 手持ちのリンデロンをベタベタにポスト部分に塗り、また耳のホールへゆっくり戻します。キャッチも簡単に取り外せる硬さに調整して取り外ししやすくします。
  5. 夜はこのまま休みます。
  6. 朝は外してホール内に少しだけリンデロンをポストにつけてホールにいれて回し、ホール内に軟膏がいきわたった状態でピアスを外し周りを拭き取り終わりです。外したままで仕事をしました。
  7. ピアスホールは身体にとっては怪我と同じなので自然治癒力が働きふさがるので職場にもファーストピアスを持っていき、30分のお昼休憩にピアスのポストにリンデロン塗布しピアスホールに入れてました。

 

これを毎日繰り返し努力の甲斐あって2週間くらいでセカンドのクリアに交換できました。

 

ピアスホールは作りたてだと浸出液や血液が仕事中に流れでやすく、

それが固まると塞がりやすく動かすのも痛くなるので夜にたっぷりリンデロンを塗布しておくと日中過ごしやすいです。

 

目隠しシールや紙絆をカットして貼るのも一つです。

 

耳たぶが厚い方だと通常でもピアスホールの完成までに時間がかかります。(通常4〜6週間くらいで完成)

 

どうぞ私のようなドタバタでなく時間に余裕を持ってピアスホールを完成させてください。

関連記事:看護師はマツエクをしてもいいけど程度と働く場所によります。

 

看護師のイメージを崩さなければピアスも楽しめる

 

勤務先にピアスの禁止令がなければ仕事中もピアスを楽しみたいですよね。

 

まず看護師のイメージは日本社会ではまだまだ良いイメージばかりです。

  • 白衣の天使(献身的)清楚、清潔感
  • 優しい
  • 話しやすい
  • 感じが良い人柄を感じる
  • 暖かいやわらかい雰囲気

など心まで綺麗なイメージを強いられる感じがします。

しかしおしゃれも楽しみたいんですよ。

 

ならば、看護師のイメージを壊さずおしゃれを楽しみましょう。

 

その鍵を握るのが笑顔と気配りです。

 

病院や施設を訪れた患者さんに看護師さんからにっこり笑顔で会釈されたら、

その患者さんはその看護師さんに近づき色々とわからないことを聞いてこられると思います。

 

笑顔で微笑みかけてくれた看護師さんに対し言葉を交わす前に安心感を持ち、気持ちが通じあえると無意識に判断されたからです。

 

看護師さんは見た目の美しさより何よりも笑顔気配りができることが大切です。

それが患者さんが看護師さんに求めているイメージだからです。

 

そしてこの患者さんが最初に持つ印象が働く職場全体の印象にもつながります。

 

看護師と言う立場のイメージがわかると、

決して看護師のイメージよりおしゃれ感がで過ぎていないと思います。

 

目立つ装飾品やお化粧は看護師のイメージを壊し「この人大丈夫?」と患者さんに不信感をもたれます。

おしゃれはできます。

しかしほどほどがいいです。

 

因みに私はマツエクもピアスもしていますが、メイクはお粉を軽くのせて眉を描くだけです。口紅はせずリップクリームです。

マツエクは時短メイクでとっても助かってます。

 

看護師のイメージを崩す事なくピアスやマツエクなどおしゃれを楽しんでいます。

笑顔と気配りで。

関連記事:看護師のボブスタイル、素敵だけど仕事に影響しないの?

 

いきなり看護師のおしゃれを否定する人はいない

 

私がこれまで看護師を経験した中で、患者さんから他の看護師への非難の言葉をいただいたことがあります。

 

「なんだよあの看護師、看護師のくせして化粧ばっか厚塗りで…」

「アレないんじゃないの〜あんなジャラジャラ(ネックレスピアスなどの装飾品)つけて看護師できるの〜」

「ここは病院でしょう〜?あの人本当に看護師さ〜ん?」

「顔見てるだけでイライラする、まっ白で病的じゃない?」

 

怖いですよねぇ〜

 

しかし私にこのように訴えてきた患者さんは、いきなりその看護師さんの外見に対して文句を言ってきたわけでは決してはありません。

 

実はその看護師さんの対応の悪さに腹をたてて訴えてこられ、その中に便乗するように装飾品や外見(口紅が真っ赤)に批判が入っていたという流れです。

 

その看護師さんの対応の悪さは以下でした。

  • ツンツンして目も合わせない
  • 無愛想でニコリともしない
  • ブッチョ面で話しかけられないオーラがある
  • ピリピリして怖い印象
  • 聞いても無視され気分が悪くなった

 

こんな感じでした。

 

ですから、いきなり装飾品やお化粧について否定をする方は先ずいません。

 

看護師側の対応に問題があり苦情と同時に外見のことをついでに言ってくる場合が殆どです。

おしゃれもほどほどであればいきなりそれが不満の標的となり怒り出す患者さんはいないのです。

 

なので何よりも優先すべきは笑顔で気配りをしながら患者さんとの距離感を大切にしましょう。

 

ご自分が患者さんだったらどうでしょうか?

緊張してる中、優しく笑顔で微笑んでくれたり声をかけられたら嬉しいですよねぇ〜

 

そんな社会が植え付けた看護師のイメージなんて冗談じゃない、嫌だ〜と思うかもしれませんが、逆らっても何も変わりません。

 

かえって渡りづらい世の中を自分で引き寄せてしまうかもしれませんよ。

 

おしゃれすることも採血がうまくいかなくても何か失敗しても患者さんと良い関係を築いていると割とその場の問題を克服しやすいですよ。

 

 

世の中はなんでもほどほど(中間)がいいと思うんです。(特に日本はそうです。)

 

派手すぎはダメ、血色悪い病的なのも印象が悪いです。

 

「しかしほどほどなんて抽象的、曖昧な表現です。人それぞれ感じ方に違いがありますから」

と聞こえてきそうです。

看護師と言う立場よりもおしゃれ感がで過ぎていない印象が大切だと思います。

 

それがほどほどということです。(働く周りの方々と調和していればいいとお思います。)

 

ご自分が看護師としてどう見られるか?は個人の評価だけでなく、一緒に働く看護師さんや

スタッフ、職場全体の印象や評価にもつながります。

ご自分の個性はお休みに思いっきりやっちゃってくださ〜い。

 

看護師さんのイメージどおり笑顔で患者さんをホッと安心させてあげましょう。

関連記事:「看護師なのに頭おかしい」とわたしが思った人たち

初めてのピアスホール、私のお薦め

 

私のお薦めファーストピアスは

純チタン製のピアスもしくはガラス製のクリアです。

 

どちらもアレルギー反応が殆どでません。

 

ファーストピアスは一日数回の消毒が必要です。耳たぶの厚みがある方は腫れることを考慮して長めのポストをおすすめします。)

 

私もピアスホールを看護師になって早い時期に看護師仲間とつくりっこしました。

 

純チタン製のジルコニアで小さいですがピカピカしてました。

 

勿論その時は院内のヘルプで皮膚科外来に行き来してましたから、患者さんにピアスを提供

する側であり、自分もピアスホールを作ったのでどちらからも意見できます。

 

ピアスホールのデザインですが耳たぶの端が根強い人気です。切れやすいのでお気をつけください。

 

ホールの位置は人の顔が左右対称でないように耳の高さも違います。

正面からみた高さであわせるか、耳の同じ位置のデザインにするか担当者さんと相談しながら決めてくださいね。

関連記事:看護師にオススメ、夜勤時のファンデーションの選び方と工夫

ピアスホールが完成するまでに気をつけたいこと

 

  • 被り物の衣服の脱ぎ着に気をつける。
  • 慌ててピアスを装着しない。
  • 常に清潔な状態を保つ

マフラーやストール、枕カバーなど(睡眠中の寝返り)細かい繊維がでるものは特にひっかけやすいです。

 

ピアスホールを作ることは傷をつけて怪我をした状態と同じなので自然治癒力が働き元に戻ろうとします。

その過程で浸出液や血液がでます。固まると動かせなくなり痛みがでるので常に動く状態にしましょう。

 

ピアスホールが完成したと思って慌てて装着すると傷を作ることがあります。

そうするとまたこの傷を治そうと治癒力が働き、結果ホールが塞がることがあります。

 

装着には余裕を持ってされたほうがいいです。慣れるまでは軸にクリームやワセリンなど油分があるものをつけて装着すると楽に入りますよ。

傷を作らないことを心がけてください。

 

もし耳たぶが厚みがある方でしたらピアスホールが完成するのに普通より時間がかかると思います。(通常平均4週間)

 

浸出液や血液が多く出る場合、それが固まると軸が動かせなくなり痛みが出ます。

常に浸出液や血液は前側と後ろ側で拭き取り処方された消毒ジェル、軟膏を塗布して前後に動かせる、クルクル回せる状態にしておくといいですよ。

 

耳たぶが腫れ上がり熱を持ったり痛みがあり直ぐに専門科受診ができないときの応急処置は

  • 冷やす
  • リンデロンを塗布する

です。

痛みや膿が出るときは抗生剤や鎮静剤があれば一時的に服用されると楽になります。(受診時は必ずそちらをお伝えてください。)

 

できるだけ早く専門科に受診してください。(状態の経過が悪いと豚の爪みたいに裂けてしまいナートが必要になります。)

 

職場の決まりや環境は大丈夫ですか?

 

最後にピアスホールを作っても可能な職場ですか?

  • 無菌室やオペ室、感染症リスクがない環境での勤務。
  • 職場内でピアスが禁止されていないか。
  • 現場の看護師さんにピアスをしている方が数人いる。

などご注意ください。

 

もしピアスが禁止されているかはわからなくても、わざわざ確認はしづらいですね。

働く現場に数人いらっしゃれば問題ないかと思いますが確認できたら間違いないですね。

 

おしゃれをすることは悪いことではありません。

現場の環境や規定、看護師の立場を考慮の上おしゃれを楽しめるといいですね。

 

普段から患者さんと良い関係を築けていると「おしゃれすることばかりに夢中」なんてキツイこともいわれなくてすみますよ〜

 

男性看護師さんのピアスですか〜う〜ん、どうでしょう?

笑顔で気配り上手な看護師さんだったらアリですね〜

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